小平第三小学校PTA

小平第三小学校のPTAからのお知らせです。

ある保護者さんからのメール

先日、「運営委員会だより」や各種資料でも、いただいたご意見を掲載いたしました。
なかには「今の本部が改革案を決議したとして、来年度以降引き継ぐ役員が混乱しないのか」
とご心配される声もありました…。

いま、PTAのメリットと難しい部分が取りざたされていて、それは先日の運営委員会などで紹介した東海テレビのPTA特集や、ワイドショーなどでも耳にします。
少しでもPTAの形を会員の皆さんが関わりやすい形にしたいとい思いがあって、昨年から問いかけをはじめて、いまの本部から皆さんにご提案している途中です。
 
そうしたなかで、
ある保護者さんから本部メールアドレス宛てに、以下のメールをいただきました。
 
ご本人にも直接お話しをして、できるだけ個人が特定されないよう、趣旨を変えずフェイクを入れて、ほぼ全文を転載します。
 

小平第三小学校PTA役員の皆様

 


お世話になっております。
いつも子どもたちのために様々に活動してくださり、ありがとうございます。

 


さて、この度PTA会費納入のお知らせを受け取りましたが、
気づいたら入会しており会費集金となっている現状、
転校以外の明確な退会方法がないことについて、不満に思っております。


会長がPTAブログに書かれている内容を拝見しており、
様々に考えてくださっていることは理解します。

ただ、現状、ボランティア・有志活動を強制されているように思えてなりません。
今年度もPTA入会のご案内はなく気づいたら会員扱い。


これまでに役職について運営委員会に出席したことがあります。
広く保護者の意見を集約できているという印象もなく、
反対に、長くPTAに関わる方は、ご自身の意見や通例を通そうとされている印象を受けました。

イベントには保護者有志での活動にも参加させていただき、それはもちろん楽しかったのですが、
強制出席の運営委員会は、楽しかった時間以上に無駄を感じてしまい、とても残念でした。

運営委員会中も、議案も十分に議論されることなく気づいたら、後日決定のお知らせとなっており、
議決権を持って出席した意味がわからないことも多かったように思います。

 


子どもたちに還元されることで使用されるので、会費自体を払うことについては異論ありませんし、
払わないことに不公平を持たれるのも嫌ですので、
もちろん今年度については期日までに入金をいたします。



来年度以降で構いません。
入退会を明確とすることを要望いたします。


会費を払う払わないということで区別など難しければ、
準会員(会費だけは払う。活動参加しない)など、選択肢があっていいと思うのですが、
難しいでしょうか?


すぐに変更していくことが難しいことも重々承知しておりますが、
ぜひご検討いただけるとありがたいです。

お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
これを読まれて、
皆さんはどうお感じになられましたでしょうか。

もちろん、「ボランティア・有志活動を強制しているわけではない」
「入退会は不要だ」とお考えの方もいると思います。

この方が感じたことに逆の意見の方も、同じ意見の方もいると思いますし、
「絶対に正しい意見がある」という話ではないとも思っています。
 
ただ、時代は変わっています。
 
「全員参加のPTA」ということが自発性を大事にするボランティアの趣旨に見合っているか?
 
それよりも、
「積極的に関わりたい」という人の関わり方を増やし、
「自分のできる範囲で」「積極的ではないけど学校に関わりたい」という人の間口をより広めて、
「いまは難しいです」「活動に賛同はしづらい」という方の意見は尊重しつつ
活動の価値や魅力を高めることにシフトしていくことで
全体としては
PTA活動が子どもたちの笑顔のために、保護者・学校・地域がつながる活動にしていけるのではないか?
と思っています。


今回の本部案は、こういう思いをもとに提案しています。
皆さんと引き続き、よりよい形をご一緒に考えていきたいと考えています。

なお、
この件についてのご意見・お問い合わせは
PTA本部までメールでご連絡ください。
▽PTA本部
kodairasansho.pta@gmail.com
 
 
 
会長 青木