小平第三小学校PTA

小平第三小学校のPTAからのお知らせです。

保護者アンケート御礼/本部からの見解

 

 

皆さん、こんにちは。

まずは保護者アンケートにご協力ありがとうございました。まずこのブログのアップが遅くなりましたこと、本当に申し訳ありませんでした。

おかげさまで355件の皆さまにご回答いただきました。改めて御礼申し上げます。

会員の皆さまに、三小PTAに向き合っていただき、お考えを述べていただいたことについて、非常に嬉しく思っています。集まった声が、三小の現状であり、これからの三小PTAを考えていくうえで重要なインプットとなります。

 

目次

 

初めに

アンケート結果については、すでに三小メールにて配信済みですので、本ブログでは、アンケートの結果に対して、PTA本部としての見解を記載したいと思います。

以下、結果レポートのリンクになります。

 

■ 保護者向けアンケート結果レポート

https://drive.google.com/file/d/1Fs5hIXOVr_EVD3Wk0u5M0Sk-7vYGNBXD/view?usp=drive_link

 

PTA入退会について

まず、大前提として『三小 PTA への参加・活動をする・しないはすべて自由』です。

これは、ニュースなどで多く取り上げられており、2023年の国会答弁において、岸田首相が「PTAは任意団体であり、入退会は自由である」と明言されたことは記憶に新しいと思います。

実際に、59.1%の方は、「入退会を取るべきか?」という設問に「取るべきである」と記入しています。この結果は、共働き世帯が増えていることや、本部としても当然の結果であると考えております。

我々は、この結果を重く受け止め、運営委員会の協議にかけ、入退会をとる方向で改革を進めております。

 

保護者向けアンケートの結果について

【1 今年度、役員・委員会に所属していますか?】

本アンケートは、全部で355件の回答がありました。

これは、全体の562世帯の63%にあたる値であり、アンケートとして成立していると思います。また、PTA役員に所属したことのない世帯( 138名 : 38.9%) からも、多くの声が集まったことからも、皆様の関心の高さが伺えます。

 

【2 PTA にかかわりたいと思いますか?】

この回答については、PTA役員経験者と未経験者で、比率に差異が見られました。

基本的には、PTA役員を経験された方は、PTAに関わってもいいという好意的な意見が半数以上を占めておりました。

ただ、未経験者からは「関わりたくない」という意見が多かったのも事実です。これは、PTA役員が何をしているかわからず、必要性を感じることができないという点もあるのかと考えております。

2023年度から、PTA本部は、運営委員会もオンライン参加を受け付けており、どなたでも観覧することが可能となっております。2024年度も、まずは、オンラインで参加されて雰囲気だけでも、感じてみるのはいかがでしょうか?

 

【3 PTA 活動にかかわる時間を作ることができますか?】

この結果は、入退会の結果からしても、当然の結果かと思います。

以下に結果のグラフを添付します。

仕事や習い事などの用事により、平日昼間に時間を作ることは困難であることは、容易に想像できます。本年度は、この状況を打破するべく、運営委員会のオンライン化や、資料のペーパーレス化による印刷作業の削減、クラウドベースの資料共有など、可能な限り平日の昼間に、学校へ行く作業を減らすための改革を進めております。

また、今後はPTA活動のプロジェクト化を推し進め、

「できる人が、できることをやれる範囲で無理なく行うPTA」にしていくため

活動していきます。

 

【4 PTA は大事だと思いますか?】

保護者の皆さまが、PTA をどうとらえているかにかかわる設問です。

未経験者回答では「まあそう思う」「あまりそう思わない」がほぼ同率となった一方で、経験者回答では「まあそう思う」の割合が高くなっています。経験者の中でも、35%超の方は「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答しています。

アンケートをすると、日本人はどちらか極端な意見を記載せず中間意見に集中する傾向が強いので、明確な意思がない限り、このような結果になることがとても多いです。

この結果からは、明確な強い意志や思いをもっているわけではないということがわかりました。

 

【5 PTA は誰のためのものだと思いますか?(複数回答可)】

人によって考え方・とらえ方が異なりやすい設問です。PTA は誰のための活動と感じていらっしゃるかを問いました。その結果として、多くの方が、子どものためと回答されています。ただ、子どものためといいつつも、仕事をされている多くの方々は、そういった家族のために使うべき有給を、PTA活動のために消費しないといけないという現実があります。

本部としては、少しでもそのような結果にならないよう、オンライン環境や文書のデジタル化を推し進め、多くの方が隙間時間で関われるような施策を考えています。

 

【6 「6年間の子どもの学校生活の中で、どこかの1年間は何かの委員会に入ってかかわりましょう」という考え方について】

過去の三小の PTA のことをよくご存じの有識者の方から聞いた、三小 PTA の考え方です。これがいい悪いではなく、時代背景などあるとは思っています。

未経験者は「共感できない」が 55%以上、経験者の場合は 40%以上を占めました。経験者の方が未経験者と比べると「共感できる」と回答した方の割合が2倍近くになっているのもわかります。

ただ、今の時代に合わせるように、このような強制感がある古い考え方は、アップデートしていく必要があると我々は考えており、参加したくなるPTAに向けて一つずつでも階段を登っていきたいですし、そうした姿勢をお見せしていく中で、PTAに関わりたいと思ってくれる人が一定数以上いると信じたいと思います。

 

【7 委員になりたいと思いますか?】

例年活動いただいている各委員になることについて、保護者の皆さまの考え方を問いました。全体で、「なりたくない」「できない」という回答が過半数を占める結果となりました。

本結果においても、PTAの在り方を更新していく必要性を強く感じました。

 

【8 以下の委員会の中で、「ありがたかった」「役に立っていた」「楽しかった」という自分が思う委員会はありますか?】

この設問は複数回答が可能で、総回答者数は132名 (37%) です。「その他」の中には、今回アンケートの対象外とした地区委員や本部役員などを書いてくださるかたもいらっしゃいました。とりわけ、広報委員が作成する、「”ひばり”の先生紹介がありがたい」というコメントは複数件ありました。

ただ、全体の3割しか回答されなかったという現実は、本部として重く受け止める必要があると考えます。これは全体を通していえることですが、PTAが何のためにあって何をしているのか、周知できておらず、そもそも興味をもっていただけてないことに起因しているかと思います。

 

【9 それぞれのクラス委員の人数について】

本部としては、少しでも多くの方がPTAに参加しやすいように、委員の関わり方ややり方を変えることを検討しております。本アンケートの結果は、やはりその方針が求められていると感じる結果であったと思います。

本部としても、関わり方を変えるべく改革を進めていきます。